長石氏、感動の零戦制作記 この零戦が実際飛ぶのか飛ばないのかと言うよりも、この制作に携わる永石氏の、並々ならぬ情熱が伝わってくる 思いです。 スペック 全長 4640mm 全幅 6000mm 重量 150kg エンジン ウィスパーバラプレーン用を改造、 排気量 250cc 推力70k 搭載メカ FUTABA | |
ベニヤ板に原寸大の図面 このベニヤは、たぶんどこかの家の壁になっていると思います。 | |
シナベニヤでリブを作り組み立て | |
組み立て後、2mmのシナベニヤでプランク | |
発泡材を、ステンレス線で、焼き切る。 (これだけ大きいと、ニクロム線では切れませんでした。) | |
見事に、翼型が取れました。 | |
引き込み脚の部分のカットやジョイント部の加工 補強のためのカーボン60mm(黒く見えるのがT型カーボンロッド) とても加工が大変のようです。 | |
エルロンもごらんの通り軽量化してあります。 | |
主翼は、さらに2mmのシナベニヤでプランク ねじり下げ加工がしてあり、エルロンの形状は、実機 さながらでサーボへの付加を300gのおもりでバランスを とっている。 | |
主翼は、三分割で、この部分に前輪やフラップを 作りこみます。 | |
フラップです。(軽量化のため、桐の合板を使用) 桐の合板は、軽量で強度が得られるため使用しました。 ちなみ、桐の材料は私が提供しました。 | |
タイヤハウスも2mmのシナベニヤを貼る | |
フィレットの所も軽量化、製作に妥協はありません。 | |
垂直尾翼も計量化 | |
翼の姿が出来てきました。 でかい!! 重たい!! | |
導体の姿もだいぶ形が見えてきました。 見た目より軽く感じました。 | |
吸気口はダミーです。 引き込み脚のタイヤハウス、タイヤが収まった後さらに 蓋が閉まります。 | |
キャノピーは、最初アルミで作る予定でしたが、 より実機感を出すためにさらにグラスで上張りし塗装 するそうです。又、開閉もします。 (アレッ、軽量化より、実機感優先ですネーー) | |
前輪はシリンダー用パイプを輸入し加工した物です | |
尾輪は軽量化するため改造しました。 写真では解りません。m(..)m | |
出入りはエアーでする予定でしたが、どうしても後ろが重いため 写真にある部品は、すべてはずしてサーボで出し入れする 事になりました。 |
尾輪の取り付け部は、軽量化の為ガリガリ削ってあります。 お世辞にも綺麗とは言いにくい状態ですが、外から見える 部分でもないし飛行にも影響はないので妥協。 (職業は大工ですハイ) | |
尾輪(エアークッション式) | |
テストベンチで幾度となくテストを繰り返して、エンジン推力は 70k(飛ぶのかなーー????) なーーんか見たような、そうだ、鉄人28号の背中にこんなのが 付いていたような気がする。 | |
エンジンのパワーをプロペラに伝えるベルト | |
プーリーは、特別製で、知人に作ってもらってます。 実際に、飛行テストする段階では、プーリーも数種類 準備して、望む予定です。 | |
グチャグチャしたところがメーカーメードとは違い いい味が出てます。 | |
エンジンは、ウィスパーバラプレーン用 250cc エンジン以外、マフラー、プーリーエンジンマウントなど すべて、自作!! | |
機体からして、エンジンが小さいような気がします。 ほんとに飛ぶのでしょうか??? | |
とりあえず形を見たくて天気の良い日に借り組みしてみました。 ウーーーン良いナーーー!! | |
ほぼ生地完成と成り、この日は、air worldの鈴木氏が取材。 引き込み脚はエアー式でエアーを充填してるところです。 ここに写ってるカメラマンはRC/AIR/WORLDの 鈴木氏です。 | |
タイヤの収まる部分も、妥協無く、作られています。 | |
良く見てください、向こう側の脚がチョットだけ 早く引き込まれます。 左右の引き込みタイミングをずらして、離陸の時の 実機感を出します。 | |
完璧に収まりました。 写真では、解りませんが、脚の部品(エアシリンダー) なども自作です。 | |
エンジン部分を撮影する鈴木氏 | |
いよいよ組み立て | |
各部がピタッとはまり強度なども、しっかりしています。 | |
全体が組み上がりました。 主翼のねじり下げ、写真で解ります??? | |
主翼の下には、フラップも付いています。 | |
角度を変えて、写真を撮りました |
「すごいなーー」(標準語) | |
相手に凄さを自慢するときは「すごかろがーー」と言います。 それに対しての反応の仕方は、 「すごかねーー」又は、「すごさーー」最近の若者は、 「ギャンすごか」などと言ってます。(筑後弁講座でした。) | |
下から撮ると、迫力がありました。 | |
折角なので、エンジンをかけることになり、ガソリンを 注入しているところです。 手前は、九州の大和フライングクラブ会長、野田氏です。 | |
いよいよエンジンスタート オット、これはやらせです。 実際は、セルスターターで始動します。 | |
エンジンは、とても快調に回りました。 | |
カメラマンはRC/AIR/WORLDの 鈴木氏。 取材の終わりに、記念撮影しました。 これでやっと木地完成、めでたし、めでたし さてこれからリアル塗装に取りかかります。 | |
いよいよ、リアル塗装開始 全体にグラスを張って張ったグラスに実機感を出すために、 タップ型を、付けていきます。 タップの位置決めは、プラモデルや図面を参考にしてます。 このプラモデル見れば見るほど、リアルな作りをしてます。 | |
タップ位置決めをする定規 | |
ドリルに特殊加工を施した刃を付けてグラスを削る。 | |
ご覧の通り、タップの数は、数千箇所。 | |
銀色のすじは5mmのアルミテープで、鉄板を重ねた部分を 表現します。 | |
こうやって見ると、曲線がすばらしいですねーーー | |
実機色を忠実に再現したリアル塗装の完成です。 | |
スピンナー周りも実機感が漂ってます | |
吸気口はダミーです | |
自作のエアサス | |
胴体の日の丸のくすみ具合が、リアルです | |
翼下の色も、妙に綺麗でなく良い雰囲気です。 | |
苦労して作業したタップ型がリアル。 近くで見ても、脱帽ものです。 | |
コックピット | |
キャノピーは実機感を出すためにグラスで上張りし塗装 | |
カウル部分 | |
タップ型がすごい | |
アルミテープで鉄板の重なりを表現 | |
丈夫だから、座る事も出来ますが、リビングには会いません。 | |
ズピンナー | |
写真撮影した場所は、大川の産業会館です。 | |
建物の中なので、異常に大きく感じました。 | |
奥の家具や人からしても、でかいナーー | |
フラップ | |
友人の絵描きさんが、このゼロ戦に合わせて 書いて頂いた、パイロット | |
あくまでラジコン飛行機なのでサーボが着きます。 | |
かなりトルクが必要なので、サーボを3個連結 | |
引き込み脚のエアホース | |
とりあえず、完成をみんなに祝福されて記念写真 | |
阿蘇の雄大な景色と、絶好の天気で機体も映える よってたかって記念撮影 | |
完成して、いよいよテストラン 推力や、重心などの様子を見るため、飛行しない予定、だったが!!! | |
なんと、何度かのテストランで確信を経たかのように、フワッと離陸 ギャラリーは大歓声、次の瞬間機体は左に傾き左翼端から落下し でんぐり返って、墜落。 その間、約10秒。 | |
私も駆け寄りましたが、機体は無残にも大破状態 | |
永石氏もガックリ方を落としていました。 その後、飛行は断念したものの、復元後、宇佐の文化センターに、 展示されることと成りました。 |
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